11月7日放送のTBS番組「UTAGE!」で中居正広さんと石橋貴明さんが共演されました。
「うたばん」以来の10年ぶりの共演で話題になりました。
うたばんの功績
1996年〜2010年までTBSで放送された音楽番組
当時、MCは初心者の中居君と第一線で活躍されていた、とんねるず石橋貴明さんで、話題になりました。
この番組では、バラエティトークメインの歌番組で、トークの後に歌ってもらうスタイルでした。
ダウンタウンの「HEY!HEY!HEY!」と似た要素はあります。
「HEY!HEY!HEY!」は松本さんがいじり倒して歌手の魅力を引き出していく流れでしたが、「うたばん」は、どちらかというとNHKの「スタジオパークからこんにちは」のようなインタビューと笑いを巻き込んだ流れでした。
そのため、インタビュー能力と笑いの緩急が非常に大事だったので、MC慣れしている石橋貴明さんが中居君を育てるところからスタートしています。
現在の中居君のMC力は「うたばん」があったからこそ培われたものだと言えます。
二人が共演した理由
今回の共演は、中居君からのオファーでした。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」終了以降、仕事のオファーが減ってきた石橋貴明さんに協力するようなかたちとなりました。
なかなかギャラが高いため、呼びづらくなってしまった石橋貴明さんが、ギャラを下げるってなかなか難しいことなんです。
サラリーマンで言えば、月の給料35万を20万円で良いから仕事くださいと言っているようなものです。
また、芸能人は自分自身が商品なため、人気があったブランド品をセールで出してしまうことは、そのブランド自体のイメージを変えてしまうことにもなりかねないんです。
でも、僕はギャラを下げてでも仕事を受けたほうが良いと考えています。
副業が認められ、仕事のパラレル化が進む現在では、芸能人も同様に色々な肩書きを持つ必要があると考えています。
たとえば、相方の木梨憲武さんはアートの分野や「木梨サイクル」のようなファッションの分野にも力を入れています。
でも、テレビのギャラと同じ金額で仕事をしている訳ではなく、制作期間は基本ギャラなしです。
その他にもお笑い芸人「ロバート」に至っては、3人が別々の肩書きを持っています。
山本博さんは「絵本作家・ボクサー」、秋山竜次さんは「なりきり芸の作家・映像活動」、馬場裕之さんは「料理家・ファッション」等、それぞれ別のフィールドでも活躍されています。
石橋貴明さんの今後を考える
お金はあるし、若い訳ではないので、ゆっくり余生を過ごすことも可能ですが、石橋貴明さんの性格上、頑張れるだけ頑張りたい人だと思います。
そんな石橋貴明さんも同様に色んな肩書きを持つ必要があると思います。
といっても全盛期に色々な多才ぶりを発揮されていました。
歌手・野球選手・海外映画進出等、活躍は多岐に渡っていました。
僕は、石橋貴明に日本を代表して、やってもらえたら嬉しいことがあります。
それは、海外でのコメディアンとしての活躍です。
年老いて海外で活躍されている日本のコメディアンっていないです。
アメリカ映画「メジャーリーグ2」で活躍されていた経歴もありますし、石橋貴明さんならやってくれるんじゃないかと思います。